熟慮の末に・・・

今回、洋上と水中をどのように対応するか、正直悩みました。
一番の理由はD800の存在。
2月のホエールウォッチングの時は水中用にキャノンの5Dマーク2を持ち込みました。
今回の弾丸ツアーは予定外だったこともあり、また別途記載予定のD800の導入決断により
5Dマーク2を含めワイド対応器材を処分した直後だったからです・・・
結論としては、洋上の撮影(特にブリーチやスラップなど)には欠かせない
秒間連続撮影コマ数(7D:7コマ、D800は4コマ)を最優先し、洋上は7D
水中にD800の浸水式を充てることに決定しました!!
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用途 | カメラ/メーカー | レンズ | 備考 | ||
水中 | ハウジング/ポート | Nautilus | ポート:Athena OPD-LH170 | ||
カメラ | D800 | NIKON | 24mm | ||
洋上 | 主カメラ | 7D | CANON | 70-200mm | 秒間連写コマ数重視 |
サブカメラ (ワイド用) |
GH2 |
PANASONIC |
28-280mm |
PLフィルター装着 |
なんだってまたキャノンのシステムで統一せずにニコンなど買ったのか
更にはそれならそれで、マクロもニコンにすればいいじゃん・・・・などなど
このあたりの経緯は別途、追々に
結論として
器材的にはまぁまぁ「良かった」んじゃないでしょうか!!!!
で、今回の撮影を通じての反省は(特に水中では)・・・・何と言っても「寄り」の大切さ
これはクジラに限ったことではないのですが、今回のクジラのような大きな相手でも、
いや、大きい相手だからこその必要性を痛感した次第。
(泳力があり、クジラ経験のある方々の写真は全然違うんだから・・・悔しくもあり、次への気力にもなり・・)
でもね・・・一口に寄りって言うけど、難しいのよ、これが!!
「泳力」がモノを言います。動くクジラにいかに素早くアプローチするかで写真が決まる!!
何と言っても「画質」が全然違う!!(水中撮影の基本でした!)
大きい生物だけにその質感再現を含め凄く重要!
そして、「迫力」が違う!!
(大きいので全身を入れようとしてしまうあまり、ありきたりの絵になってしまう)
さぁ、来年どうする!?? アンクル!!